加計呂麻島(かけろまじま)の観光情報

加計呂麻島について

加計呂麻島(かけろまじま)の観光情報

加計呂麻島は奄美大島本島の南端にある、瀬戸内町にあります。

本島とは大島海峡を挟んで向き合い、1600人程が暮らすという静かな島です。

加計呂麻島を含む奄美大島南部は、瀬戸内町という名前の通り、本島と加計呂麻島の間の海峡は、内地の瀬戸内海を思い浮かべる穏やかな海が広がり、島の反対側へ回れば雄大な外洋があります。

複雑に入り組んだリアス式海岸で出来た島で、南国のイメージそのものの、美しさと荒々しさを併せ持つ離島というイメージ通りの島では無いかと思います。

プロフィールにも書いた通り、この加計呂麻島、私自身が子供の頃を過ごした事のある故郷だったりします。加計呂麻島に高校はありませんので、毎日船に乗って、瀬戸内町の中心の古仁屋(こにや)にある、古仁屋高校へ通いました。

同級生と船に乗って加計呂麻に戻るのは毎日20時頃、生間(いけんま)の港から自宅のある諸鈍(しょどん)までは峠を一つ越えるのですが、季節になるとその峠はホタルの光で包まれ幻想的な息を呑む風景がありました。

徳浜の日の出、実久の夕日、爺さんと出かけた漁、山羊、秋の祭に三線、楽しかった沢山の思い出と一緒に閉塞感だらけの田舎暮らしの辛い思いでも沢山。

その思い出の地に、友人知人を案内するのはライフワークの一つでもあります。

奄美大島 加計呂麻島へのアクセス

でいご丸

当然ですが、まずは奄美大島へのアクセス、それから島内移動という計画です。同じ南の島と言っても、沖縄とは違って都心からのアクセスは大抵が一日一便しかありません。

上手に予定を組まなければ、その日の間に加計呂麻島へはたどり着けないなど、貴重な休日を無駄にしてしまう事にもなりかねません。

奄美大島へのアクセス

奄美大島へのアクセスは、フェリーと飛行機です。

神戸~沖縄を運航する阪神航路、鹿児島~沖縄を運航する鹿児島航路、鹿児島~喜界島~奄美大島~徳之島または沖永良部島を運航する喜界航路の3つの航路が現在動いている様です。

飛行機だと、現在、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西国際空港、福岡空港、鹿児島空港、那覇空港からそれぞれ直行便があります。

中でも、成田空港と関西国際空港から発着するバニラエアが見逃せません。東京・大阪の人は、上手くすれば3千円程度で奄美入りする事が出来る訳ですから、利用しない手はないでしょう。

加計呂麻島へのアクセス

加計呂麻島へのアクセスですが、まずは瀬戸内町の古仁屋の町を目指します。

知り合いでも居なければ、空港でレンタカーを借りるかバスでのアクセスしかありません。バスでのアクセスは、空港から奄美の中心地 名瀬(なせ)へ向かい、名瀬で今一度バスに乗り継ぎ古仁屋へと向かいます。

ご想像の通り、一日に何本もバス便がある訳では無いので、やはりレンタカーでのアクセスが時間のロスも少なく、加計呂麻島にアクセス出来るかと思います。

古仁屋へ入ったら、今度は港から加計呂麻島への船に乗ります。加計呂麻島の各村には、10~30分程と言った所でしょうか。

フェリーかけろまと加計呂麻バス

フェリーかけろま

フェリーかけろま

我々観光客が加計呂麻島へのアクセスで主に使うのは、その名も「フェリーかけろま」です。フェリーかけろまは、古仁屋の港から、加計呂麻の生間(いけんま)と瀬相(せそう)の間を往復しています。

加計呂麻島へのフェリーは日に数本ありますが、フェリーと言っても島民の日々の生活に使われる小さな船、観光客の車が数台やって来たら、満車となる事も多いので、我々観光客は予約を忘れない様にしたいです。

フェリー以外でも加計呂麻へアクセスする方法が無いわけではありません。海上タクシーを利用します。

海上タクシーだと車を運ぶ事は出来ませんが、身一つなら、時間には関係なく目的地へと運んで貰えます。

港の入り口には、海上タクシーの組合の待合所があるので、そこへ行き◯◯へ行きたいと告げれば、◯◯丸でどうぞと案内してくれます。加計呂麻の各村には、半ば専属の様な船があり、例えば、私が住んだ諸鈍(しょどん)には でいご丸 という船が古仁屋の港と生間の港を往復していました。

加計呂麻バス

加計呂麻バス

加計呂麻島での移動手段は、車がなければ島民の足として各集落を回っている加計呂麻バスを利用することになります。

もう何十年も乗車した事はありませんが、なかなか味のあるバスで、その姿イコール加計呂麻というほどに加計呂麻の風景に溶け込んでいます。

バスはフェリーに合わせて動いています、宿のある村へのアクセスなどには利用出来ると思います。

加計呂麻島のレンタカー

島内には、フェリーが発着する港、生間と瀬相にそれぞれ一店舗あります。

・加計呂麻レンタカー:0997-75-0427
・イキンマレンタカー:0997-76-0202

言うまでもありませんが、島の小さなレンタカー屋なので台数は少ないです、利用する際には予めの予約などが必須なのは言うまでもありません。

加計呂麻島のレンタサイクル

加計呂麻島のレンタサイクル

実は、フェリーが発着する生間や瀬相にはレンタサイクルがあります。ごく最近は電動自転車も投入された様子です。

が、加計呂麻島は基本的に山ばかり、アップダウンの激しい島をレンタサイクルで観光しようなどとは思わない事です。サイクリング自体が目的なその道の方なら止めませんが、それでもママチャリで走る様な道ではありません。

レンタサイクルを利用する際は、せいぜい近隣の村へのアクセス程度にしておきましょう。

加計呂麻島の宿

大きなホテルなどは一件もありません!

が、民宿やペンション、ゲストハウスなどが島の各所に散在してあります。個性的な宿が多く、ゆっくり滞在してのんびり過ごすことをおすすめします。

私自身は、吉川の家がありますから、それらの宿を利用する事は無かったものの、最近は努めて宿に泊まって加計呂麻を楽しむ様にもなりました。

嘉入(かにゅう)のカムディ

嘉入(かにゅう)のカムディ

瀬相の港から15分~20分も走った、嘉入という村にあるゲストハウスです。こんな場所に宿があるのが奇跡というぐらいに何にもありません。村には自動販売機一つ無かったと思います。

嘉入のカムディ

その分、加計呂麻の自然を満喫出来るのは本当で、ベットから海までは数十歩で、これぞ南の島の海というロケーションが用意されています。

嘉入(かにゅう)のカムディ

共同の炊事場を使い、エアコンさえ無いシンプルなベッドだけの宿ですが、これはこれで悪くはありません。

実久(さねく)のレンタルハウス・マリンビレッジ

実久(さねく)のレンタルハウス・マリンビレッジ

こちらは加計呂麻の西の端、加計呂麻の中でも透明度が高い事で知られ、「実久ブルー」などと呼ばれる青い海が広がる実久海岸にある一棟貸しの宿です。こちらの宿も海までは道を渡った直ぐの場所。

加計呂麻 実久

実久の集落は、今でもサンゴの石垣が残る、一昔前の加計呂麻の風景がどこか懐かしい集落です。豊富では無いにしろ雑貨店があったりもするので、飲み食いには困らないと思います。

実久 夕日の丘

10分程車を走らせれば、ご覧の通りの息を呑む、これぞ南の島の夕日という絶景を満喫出来ます。「夕日の丘」へは是非足を運んで下さい。

加計呂麻での食事

実久 ビーチハウス

加計呂麻での食事は、毎日の都会の暮らしの乗りでは、結構苦労するかもしれません。

画像は某日、何処の店でも食事を断られ、たどり着いた実久のビーチのおばあが食べさせて来れた奄美定食(勝手に命名)。冬瓜にしいたけにオクラの炊合せに茄子とピーマンの煮浸、らっきょうと白飯。しみじみと美味しくいただきました。

予め食事付きの宿を押さえて置けば、三食きっちりと食事にありつけるのは間違いありませんが、私を含む友人たちは素泊まりで勝手気ままに過ごす事を好む仲間ばかり、例えば朝食は要らないとか、そんな者ばかりです。

なので、何処の南の島へ出かけても、素泊まり宿を押さえて自炊したり地元の方に教えて貰った店を歩いたりと食事を楽しみますが、加計呂麻ではスーパーが無い、食事が出来る店なども極端に少ない、と言うことは覚えておく必要があります。

瀬相 美咲商店

最寄りのコンビニまではどれぐらいで行ける?と尋ねられ大笑いした事がありますが、コンビニなどはそもそもありません。各集落にあるよろづ屋商店も、昼間は誰も居なかったり、夜は早い時間に店を閉めたりと自由です。

こういった事を判って居なければ、ひもじい思いをする事にもなりかねませんが、逆にそういう不便を知って予め準備していれば、加計呂麻島は「これぞ離島」と言った不自由を、存分に楽しむ事が出来る事を保証します。

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コメント

  1. 沖田耕作 より:

    加計呂麻島のインターネット接続状況について教えて下さい。

    • 南の島人 より:

      ポケットWi-Fiの類はほとんど繋がらない所が多いです。
      DOCOMOの電波は強いので、テザリングが村内では使えました。
      家庭では諸屯などは光が走ってたと思います。